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F20X トラブルシューティング

F20X トラブルシューティング

ナイガイ製 半自動梱包機 F20Xのトラブル・故障時に対応方法をご説明します。

修理のご依頼の中で、油切れ等のメンテナンス不足や、ゴミなどの異物混入による動作不良など、ちょっとした作業で直る事が多くあります。

トラブルの対処方法は、装置の取扱説明書にも書かれていますが、非常に分かり難くいです。

ここでは、ユーザーで対処できそうなトラブル・故障について、図や写真を用いて説明致します。

トラブル内容

- 電源スイッチを入れても、電源ランプが点かず、機械が動作しない。
- 電源スイッチを入れると、すぐにモーターが動きだし、バンドが入れれない。
- バンドを差し込んでも、引き締めが始まらない。
- バンドをセットする時に、機械の中に入らない。
- バンドがくっ付かない。すぐに外れてしまう。
- バンドが切れない。又は切れ味が悪い。



電源スイッチを入れても、電源ランプが点かず、機械が動作しない。

コンセントプラグが抜けていないか、確認下さい。
また、延長ケーブルをご使用の場合、その先で抜けていないかもご確認下さい。
ブレーカーが落ちていて、電圧が届いていないという事は無いでしょうか?

画像の説明

装置に電圧がちゃんと届いているのに、電源が入らない場合は、装置内のプロテクタが作動している可能性があります。
制御ボックスの側面に付いているプロテクタ復帰ボタンを押してみて下さい。
※頻繁にプロテクタが作動する場合、装置に何らかのトラブルがある可能性があります。
 当社にご連絡下さい。

画像の説明



電源スイッチを入れると、すぐにモーターが動きだし、バンドが入れれない。

スライドテーブルの下に隠れている、スイッチ(起動スイッチ LS4)にゴミが詰まり、スイッチが押された状態になっている可能性があります。
その場合、ゴミを取り除くことにより、復旧します。

画像の説明



バンドを差し込んでも、引き締めが始まらない。

スライドテーブルの下に隠れている、スイッチ(起動スイッチ LS4)にゴミが詰まり、スイッチが押せれない状態になっている可能性があります。
その場合、ゴミを取り除くことにより、復旧します。

画像の説明



バンドをセットする時に、機械の中に入らない。

バンドの通り道のどこかに、異物が入ったり、バンドが折れ曲がり詰まっている可能性があります。

下の図はバンドの通り道を表しています。
バンドを差込口(ロアーシュート)より差し込み、何cmくらいなら、入るかを確認して下さい。
バンドが2~10cmしか入らない場合は"A"の部分で、11cm~20cmしか入らない場合は"B"の部分で、21cm~28cmしか入らない場合は"C"の部分で詰まっていると思われます。

画像の説明

最初に"B"の部分で詰まっていそうな場合を説明します。

下図のバンドガイドを外してみて下さい。
下のビス1本を六角レンチで抜くだけで外せます。(上のビスは外さないで下さい。)
異物やバンド屑があれば取り除きます。

画像の説明

次に"A"の部分で詰まっていそうな場合

上で説明した、バンドガイドとカバーの2か所を外します。
(カバーだけでも良いのですが、"B"の部分にも詰まっていることが多いので、両方外すことをお勧めします。)

下図の様にバンドガイドの下のカバーをビス2本外して、異物が無いかを確認して下さい。

画像の説明

"C"の部分で詰まっていそうな場合
この部分は分解すると、組み上げ時に調整が必要となって来ます。
バンド屑の除去が難しそうな場合、当社へご連絡下さい。




バンドがくっ付かない。すぐに外れてしまう。

装置の電源を入れてから、ヒーターが使用可能温度になるまで、約35秒掛かります。
少し、時間をおいて、試してみて下さい。

それでもダメな場合は、原因として大きく3つに分けられます。

1.ヒーターが正しい位置(バンドとバンドの間)に入らない。
2.ヒーターが適正な温度にならない。
3.上記以外 (当社へご連絡下さい。)

※ヒーターに白い汚れがたくさん付いていると、熱がバンドに伝わりにくくなります。定期的に除去が必要です。
 詳しくは”日常のメンテナンス”をご覧下さい。
画像の説明

まずは、1.から説明します。

ヒーター部分が油切れすると、滑らかな動作をしなくなる為、バンドとバンドの間に入らず、どこかにぶつかったり、上を向いてしまうことが有ります。
この場合、正しく注油を行い何回か動作をさせ、油を馴染ませると直ります。
注油箇所については、”日常のメンテナンス”をご覧下さい。
画像の説明

他には、ヒーターが曲がってしまい、正しい位置に入らないことが有ります。
この場合は、ヒーターをペンチなどで曲げることにより直せますが、難しいと感じたら、ご連絡下さい。



次に2.のヒーターの温度に問題がある場合に付いて説明します。
まずはくっ付かなかったバンドの、溶着する部分をご確認下さい。

バンドが溶けていなかったり、逆に溶けすぎているように見えるという事は無いでしょうか。

装置内の制御ボックスに付いている、温度調整つまみを確認して下さい。
通常では"5"くらいになっていますが、つまみを回すことで、ヒーターの温度を調整できます。

外気温が低い時や、ヒーターが古くなり寿命が近くなったときは、このつまみの数字を大きくすることで、適正な温度になることが有ります。
但し、温度を上げると、ヒーターの負担が大きくなり、ヒーターの寿命が短くなります。
なるべく小さな数字でお使い下さい。

画像の説明

つまみの数字を上げてもバンドが溶けない場合は、ヒーターが切れている可能性があります。
ヒーターの交換が必要となります。
※ヒーターは消耗品です。

●ヒーターが切れているかの確認方法
※ヒーターはかなり高温になり、触るとやけどをします。
 危険を感じられる場合は、当社へご連絡下さい。
 お客様で作業される場合は、十分にご注意の上、作業願います。

ヒーターカバーのビスを外して、カバーを取り除きます。
装置の電源を入れて、1分程度、ヒーターが熱くなるのを待ちます。
バンドの切れ端を準備して、ヒーターに当ててみます。
1秒程度でバンドが溶けるようなら、問題ありません。
温度調整つまみで調整しても、バンドが溶けない、又は時間が掛かるようでしたら、ヒーターの交換が必要です。

画像の説明

●ヒーターの交換方法

※ヒーターの交換作業を、お客様が行う場合は、必ず電源を切り、コンセントを抜き、ヒーターが熱くない事を確認の上、作業して下さい。

ヒーターのビス2本を外します。
これでヒーターが取れますが、くっ付いてしまい、少し力が要ることが有ります。
コネクタを抜きます。
新しいヒーターにケーブルホルダーを付け替えて、元のようにビス2本で固定し、コネクタを差します。

画像の説明



荷物の梱包が1回終わった後に、次のバンドが出てこない。又は詰まってしまう。

3本のピストン(左押さえ・中押さえ・右押え)のどれかの動作不良の可能性があります。

この3本のピストンにはそれぞれ、バネが掛かっており、バネの力で下に引っ張られます。
しかし、油切れしてしまうと、ピストンが下がらない、又は下がるのに時間が掛かってしまう事により、下がる前に次のバンドが出てきて当たってしまい、バンド詰りを起こします。
ピストンを清掃・注油することで直りますが、正しく注油するためには、多くの部品を外す必要があります。
難しいと感じられたら、当社へご連絡下さい。

画像の説明



バンドが切れない。又は切れ味が悪い。

3本のピストンの内、中押さえと右押えのカッター部分が摩耗していると考えられます。
交換が必要となります。
少し難しい作業となるので、当社への依頼をお勧めします。

バンドの切り口を見ると、切れ味を確認する事が出来ます。

画像の説明

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